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激痛はいきなりやって来た。
26 日1:30。トップスピードで腰痛と腹痛が平方さんの身体を襲ってくる。
身体が楽になるポジションを探すべく、うつ伏せにしたり、仰向けにしたり、横にしてみたり、四つん這いになっても、なかなか痛みは和らぐことは無い。
iPad でSafariを起動し、Googleで『腰痛 腹痛 同時』と検索すると、 子宮がらみのページが上位に出てくる。もしこの激痛の原因が子宮なのだとしたら、別の意味で痛い話になってくる。
単なる食あたりであって欲しいという願望とともにトイレに行き、便座に腰を降ろし、力を入れてはみたものの、特に何かが出てくる気配は一切ない。
結局トイレは諦め、再度布団の上に横になり、最悪救急車を呼ぶこともやむを得ないと思ったが、仮に救急車がやって来て、平方さんを搬送したとして、診察の結果、大したことが無かったとしたら、本来救急車を必要とする、事故に遭ったり、意識を失うほどの急病になった人のことを思えば、身体に激痛は走ってはいるものの、意識はある自分はまだ救急車に乗るべきではない。しかし、今は意識はあっても、容態が急変し、意識を失ったら、まるで以前NHKスペシャルか何かで観た、孤独死した独居老人のようになってしまいかねない。自分は医者ではないので適切な判断ができない。さぁどうする?と思っていた刹那、確か救急車を呼ぶべきか否かを判断してくれるところがあったことを思い出す。番号は#7119だった筈だ。まずはここに電話をかけ、事情を説明し、電話の向こうで救急車の出動の必要があると判断したら、晴れて堂々と救急車に乗れば良い。
散々迷った挙句、4:30 に#7119に電話をかける。
症状を話すと、看護師に電話をまわしてくれた。そこでも症状を話すと、近所で救急の受付をしてくれる病院を3つ紹介してくれた。病院へは事前に電話して、東京消防庁の救急相談センターから紹介された旨を伝えるよう言われたので、自宅から徒歩10分のK病院に電話をかけ、受け入れ可能である旨を確認してから徒歩で病院へ。
結局救急車は呼ぶことはなかった。
病院に到着すると、既に準備ができており、すぐに尿の採取と診療が受けられる状態になっていた。
尿の色は平方さん自身がドン引く位に赤黒い。
症状について当直のドクターに話すと、「ああ、尿管結石ですね。でも、ここには泌尿器科は無いので、近くの泌尿器科を紹介します。」とのこと。
結局、午前中いっぱい、痛み止めの点滴を打ち、午後に泌尿器科へ。
やはりここでも尿管結石という判断。ただ、石はそんなに大きくなかったようで、超音波とかで石を砕く治療は行なわず、利尿効果を促進する漢方薬を処方され、1日2Lをめやすに水を飲むように言われる。
早速調剤薬局で薬を受け取ったその足でダイエーに行き、取り敢えずミネラルウォーター2L×2本を購入。これで、尿と一緒に石が出てくるのをひたすら待たなければならないのだ。
ただ、小用のたびに激痛が走るので、今はトイレに行くのが怖くて怖くてしょうがない。