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東京マラソン2010そのVIII~邂逅

タオルを貰い、E.Yazawaよろしく肩にかけ、更にミカンやバナナ、SOYJOY、東京水、アミノバリューを貰う。
その後、東京ビッグサイト東ホールで、高校生と思しきボランティアの子たちから荷物を受け取る。
「君ら、みんなで荷物並べてたの?日本通運からきたやつをどんどん並べて?」
「あっ、はい。」
「そうかぁ。大変だったねぇ。ありがとうね。」
「あっ、はい。」
「日本通運さんもありがとうね。」
「!?」
普段だったらこっ恥ずかしくてなかなか出ない言葉が、ここぞとばかりに滑るように並べられていく。
マラソンを企画した東京都のみなさん、通行止めに尽力した警視庁のみなさん、アミノバリューやクリスタルガイザーを手渡してくれたボランティアのみなさん、ギャラリーのみなさん、沿道でパフォーマンスを披露してくれたみなさん、Twitterで励ましてくれたみなさんなどなど、東京の人たちが同じ目的に向かって一つのことを成し遂げたということに、掛け値なしに一種の感動を覚えていた。
普段はいい加減&適当ライフを謳歌していると言うのに。うひゃひゃひゃひゃ。


預けていた荷物に入れてあった着替えを取りだして着替え、ウェアをバッグにしまってその場を立ち去ろうとしたその刹那、いきなり平方さんの周囲は背広姿の男たちに囲まれてしまった。
背広姿の男たちのうち、一人の男のバッジに目をやると、金色に輝く『SP』バッジが目に入った。
もしやと思い、視線をずらすと、目の前には石原慎太郎東京都知事の姿が。思わず
「ありがとうございます。走っていてすごく気持ち良かったです!!」
と声をかけたら、うんうんとうなずきながら、
「そうか。」と言って、親指を突き出して来たので、平方さんも親指を突き出し、「それじゃ、失礼します。」と言ってその場を去った。

東ホールから会議等へ向かう通路を抜けると、そこは参加者と観覧者の待ち合わせ場所になっていた。
予めブログ等で参加する旨は伝えており、直前にはナンバーとラップタイムの検索方法まで伝えていたので、誰かが迎えに来ていたとしたら嬉しいな。そこに友人知人はいないものか?はたまたあの娘はいないものか?と思いながら、誰かの姿をキョロキョロと探してみたが、そんな類の人たちの姿は無く、そのまま家に帰りましたとさ。

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