相手が相手なら
夜。日曜日に買い忘れたハンドソープ(詰替用)とアクエリアスを買いに、近所の某大手スーパーへ。
別に意識していたわけではないが、平方さんが並んでいたレジでチェッカーをしていたのは妙齢のおねえさん。
平方さんは普通に2点の商品を出し、授受トレーにクレジット機能付きポイントカードとシェアホルダーカードを乗せ、「袋は要りません。あと、支払いはキャッシュで。」と言いながら更に\500硬貨をトレーに載せたその刹那、おねえさんは間違ってカード払い扱いで処理してしまったらしく、あわわあわわな状態になってしまっていた。
おねえさんは何度もすみませんすみませんと言ってくれた上に、別にカード払いにしても問題は無かったので(ただ、店舗での買い物で\500にも満たない金額のカード払いをするのはどうかと思うが)、ニコニコしながら「ああ、いいですよ。それとも『キャッシュ』じゃなくて『現金』って言えばよかったかな。」などと言いつつ、その場はこれで終わった。
帰り道。自転車を漕ぎながら、もしチェッカーがおねえさんではなく、兄ちゃんやおっさんだったらどういうリアクションをしていただろうか?というのをふと考える。
「何しとるんじゃあゴルァ!!」
とまでは言わないまでも、ぶっきらぼうな態度で
「ああ、いいスよ。別に。」とか、「減算処理をして、もう一度現金扱いでやってくれ。」
などと言っていたかも知れない。
客としての立場なので、仮にこれらのリアクションを取っても、行為そのものは間違ってはいないだろうけど、普段は都心のペンシルビル並みに心が狭いくせに、相手がおねえさんであることを理由に、「心が広い自分」を演じてしまっていることに自己嫌悪してしまった。この場合におけるベターな選択としては、相手がだれであろうと前者の「ニコニコ」か後者の「ぶっきらぼう」に統一する。もっと言うなら、「ニコニコ」で統一するのがベストな選択だろう。
あと、「『キャッシュ』じゃなくて『現金』って言えばよかったかな。」という言葉がもしかしたらおねえさんには皮肉と受け取られちゃったかもしれないな。と思うと、更にブルーになってしまったのでした。