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95%は知っている

予定にはありませんでしたが、昨晩東京を発ち、今京都にいます。
交通手段は、この時期に臨時で動いている全席指定のムーンライトながら。
東京駅で指定された席に着席すると、隣にはいかにも『ヲタ』っぽい小太りの男が座っている。
個人的にはチェンジしたい気分だったが、指定された席なので仕方なく座ると、隣の男が話しかけてくる。
「◎★▽×♪π☆?」
活舌が悪いのか、言っていることがよく聞き取れない。
あまりかかわりたくなかったが、仕方なく、もう一度聞き直すと、どうやら国分寺から東京都区内まで有効なSuica定期券を使って入場し、そのまま、別の乗車券を併用してこの列車に乗り込んだが、問題は無いか?という質問をしたかったらしい。
「自動改札で入場されたのであれば、帰りに国分寺の駅の窓口で出場処理すれば問題無いと思いますよ。」とアドバイス。ここで会話を終わらせるつもりだったが、ここから彼の猛攻が始まった。
今回走っている189系の編成は非常に面白くないとか、ブルートレインを牽引していたEF35の話とか、首都圏近郊を走るE231系、205系、209系の、各線ごとの仕様の違い、現在この列車がどこを走り、どの駅で運転停車するか等々を、活舌の悪い喋り方で延々と講義を始めてきた。
彼には悪いが、彼の喋っていることのほとんどは平方さんは既に知っていることであり、深夜の3時4時に、今どこを走っているか教えてくるのは迷惑以外何物でもない。それに、そこまで知っているのであれば、件のSuica定期券での入場のことも知っているはずだが、おそらく、話をするきっかけのためにわざと振って来たのだろう。いや、絶対そうだ。

しかも、活舌が悪いために聞き取り辛く、余計イライラしてしまうのだ。更に、口臭が酷く、見た目も髭のシェービングがちゃんと出来ておらず、穿いているジーンズも、ちゃんと洗濯をしているかどうかも良く分からない。

ウザい。超ウザい。大垣に着くまで一切呼吸するなと言ってやりたい!!

5:55。大垣に到着すると、平方さんは一目散に彼から離れ、隣のホームで待つ接続列車に乗り換える。
ようやく一人になった平方さんは、車窓を見ながら、乗物に詳しいのは良いことだが、それを求めていない人にその知識をひけらかすのは迷惑以外何物でもないな。と改めて思った。
普段は「鉄道?何スかそれ?」みたいな顔をしておきながら、いざ、鉄道でのルートに関する質問をされたら、その人のニーズに合わせた答えをサラリと出すのがクールだと思うのだがな。勿体無い。あと、鉄道好きのみなさんに対しては、おしゃれをしろとは言わないけど、せめて清潔な格好をして欲しいと思うのは平方さんだけではないはず。勿論、この彼のような人間はほんの一部だろうけど。

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