« 人をとる漁師 | メイン | 甘い言葉 »

ペンション

今日は身体があまり動きません。平方です。

年末年始の特番が増えてきた中で、それらに目もくれずNHKで放送されていた『日本の、これから』を観る。
今回のテーマは年金について、世代も職業も置かれている立場も異なる人々が年金について生討論を繰り広げている。
フリーターの若者は年収が低いから国民年金まで手が回らないと言い、中小企業の経営者は人的コストを抑えなければ会社の経営が悪化し、雇用そのものが維持できなくなると言い、評論家は消費税の税率を上げて年金の原資にあてるべきだと言ったり、行政のムダを省けと主張している。

あくまで平方さんの個人的な意見であるが、本来自営業者のための年金である国民年金が、非正規雇用者も対象となっている事であり、収入の低い非正規雇用者も自営業者と同様に1万4千円近くの年金保険料を払わなければいけないという事がそもそもの間違いなのだ。

それ以上に問題なのは、平方さんの今までの人生を振り返り、誰かから年金のことについて教わった事はあっただろうか?ということだ。
答えは否。
たまたま以前所属していた社会福祉法人で社会保険の加入やら喪失という社会保険労務士の真似事をしていたお陰で、ある程度の年金知識は独学で身に付けているが、全ての人ではないが、多くの人たちは自分が何年金に入っているのか?あるいは入っていないのかが分からないまま、いや、別段それを意識する事無く仕事をしているだろうし、非正規雇用でも長期間の雇用の場合は厚生年金に入らなければいけないのに関わらず、それをないがしろにしているケースは非常に多い。これは今までのアルバイト経験および、社会福祉法人で雇用したアルバイトに対して社会保険の加入をしなかった(つまり、国民健康保険と国民年金に入らなければ無保険・無年金状態である)という経験からきているものだ。(もし長期アルバイトに保険を入れましょうよ…みたいな発言をしようものなら一笑に付されたものだった)。

結局は、知識と知恵を身に付けて理論武装し、自分たちは社会の弱者だと嘆くのではなく、向こう岸に辿り着く方法を考え、泳ぐなり船を使うなりで向こう岸へ渡る事が大切だな。という事を強く感じた。
あと、こういった種類の番組は公共放送だから出来る事ではないかと。民放でこんな番組を作るのはまず無理な話だ。スポンサーの絡みもあるし、尺の問題もあるし。

そもそも事の発端は江角マキコなんだよなぁ…。それが数年かけて政府そのものを追い込む案件になっちゃった訳だから、そういう意味で考えたら凄いな。江角マキコ。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hirakata.co.uk/cgi/mt/mt-tb.cgi/543

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)