低すぎる? ハードル
なんちゃってなんちゃって、その気も無いのに無理する と大怪我するって!!平方です。
この日の夜は世田谷区と目黒区との境に位置する某イタリアンレストランで忘年会。昼間にKから『夜、Mと飲む事になったんだけど来るか?』という誘いが来たが、すぐさま断りを入れての参加である。誤解の無いように言っておく。誘ってくれるのは有難い事なのだが、今日の今日に来いとはいくら10年以上の付き合いとは言えそれは無いだろう。
19時スタートだったが、仕事が若干押した関係上20時過ぎに現地に到着。
促されるまま女性陣のいる席につき、隣に座っていた(呼称未定)さんが
「私ね、平方さんとちゃんとお話ししたかったんですよ!!だって、サウス(仮名)さんとの会話を聞いているとおかしくておかしくて…。」
と言ってきた。笑いを取ろうと思ってしている会話ではないので、この事を言って来た真意は分かりかねるが、取り敢えずにこにこしながらも黙って話を聞く。まるで鉛筆が転がっただけでも大笑いという変なテンションになっている。
「ところで平方さんって彼女いるんですか?」
「!?」
「いるんですか?」
この場でいないと言うのは簡単なことだが、質問の意図が分かりかねなかったので、
「えっ!?いるように見えますか?」
などとお茶を濁してみる。
「と言うことはいるんですね?そうか…」などと言ってきたので、結局
「残念ながらいないですよ。」
と言ってしまった。
何故彼女がいるように見えたのか?もしくは、いるのかいないのか分からないけど、カウキャッチャー(米国の蒸気機関車の先端に付いている牛避け柵)的にいるという前提で話をした方が無難かと思ったのか?
いると言ってしまえば嘘になるし、いないと言ってしまえば「私はモテません」などと宣言しているようで、いい歳こいた独身の男としてこの発言はどうなのだろうと思うと、この段階で思わず肉切用のナイフで右手首を一本いってしまいそうだったが、この場は少しこらえてどうにか乗り切る。
(呼称未定)さんに悪気が無いことは手に取るようによく分かるが、ドが付く程のSであるところの平方さんにとっては、本当は
「いるもいないも毎日日替わりで違う女を抱いとるわい!!」
という大見得を切ってやりたかったが、会社の忘年会でこんな発言をしてしまうと一瞬でこの場が凍りつく事は容易に想像できたので、ニコニコしながら終始大人の対応で切り抜ける。
もっとも、今思えば、「何故その質問を?」などと、質問を質問で返すやり方が正解だったのかもしれないと少し後悔しているが。
また、
「結婚して子供が欲しいとか、そういうのってありますか?」
と訊かれた時は
「結婚は一人じゃ出来ないですからね。」
と切り返すものの、
残念ながら色恋沙汰であまり良い思いをしていない平方さんにとっては、色恋沙汰の良さを享受しないまま、そこを飛び越えて嫁と子供とか言われても自分の想像を超えてしまっているのでどうにも答えようが無いのが正直なところだが、何の疑いも無く「自分にも出来たのだから貴方も出来ているはず」というトーンで来られると全く持って困リング(『困る』の現在進行形)な状態なのだ。悪気は無いだろうからそれを責めるつもりは無いけれど、かなりしんどいものがある。何をどうしたら受け入れてもらえ、かつ喜んでくれるだろうか?それが分かっていたら苦労などしていない。
結果的には言葉で遊ばれたことになるな…。
orz
結局、(呼称未定)さんについて多少の情報は分かったが、これらの情報をもとにプロファイリングすればするほどここには書けないようなことが頭をよぎったので、この話はここで打ち止め。
でも、KやMのところに行くよりかは全然良かったと思っているので、それはそれで良しとしよう。
それにしても、世間の多くの人は、限られた機会の中でどうやって『提携先』を見つけて、『業務提携』したり、『株式の持合』をしたり、『合併』しているんだ?それが分からないままこの歳になってしまったよ。