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内閣総理大臣との邂逅

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15時過ぎに自分の住まいを出て、行こう行こうと思っていた日展を観に国立新美術館へ行く。
16時半以降は入場料金が安くなるのだが、16時半より少し早めに着いたので、機種変更の参考にとKDDI Designing Studioで発売予定の端末のモックアップを手に取ったりしてから、明治神宮前から地下鉄に乗り、乃木坂で降りて国立新美術館に向かう。

日展に行くのは、会場が上野の東京都美術館から六本木の国立新美術館に移って来てから初めてである。

会場が変わり、スペースが大きくなったせいか、上野時代には大きく見えた日本画の数々が小さく見える。また、以前よりも作品の題材が結構広がっていると感じたのは平方さんの気のせいだろうか?また、数々の絵を見ていくうちに感じていたのは、平方さんにとってはどの作品が文部科学大臣賞やら内閣総理大臣賞を獲ったのかは別にどうでも良く、どの作品にも描き手それぞれの頭に焼き付いている映像、出来れば他の人たちと共有したいと思っている映像を、日本画・洋画を問わず具現化したいという気持ちが込められていたという事だ。もし平方さんが日展に出す絵を描く事になったとしたら、どんな絵を描くだろうか?サハラ砂漠の夜明けだろうか?九十九島だろうか?マウンドで力投する 西口文也だろうか?それとも金も無ければ職も無く、やむにやまれず日給\8,000で冷凍イカをトレーラーから降ろしたり、パレットに冷凍ホタテを積んだりする仕事をしていた時、休憩時間に見た、運河の向こうに直線距離では至近距離でかつ自分の視力も良い筈なのに、少しだけぼやけて見えた、ぴかぴかに光っているガラス張りのオフィスビル群だろうか?
そんな事を考えながら、比較的空いている会場内の絵の数々を眺めていたら、やけに平方さんの周囲に人が多いな…などと思ってフッと右を見ると、すぐ隣に内閣総理大臣福田康夫氏がいるではないか!?
携帯で写真を撮ろうとしていた兄ちゃんが、SPに制止されている。そもそも、内閣総理大臣がいてもいなくてもこの場所は撮影禁止だ。

20071208nac2.jpg更に平方さんは彫刻のコーナーへ。相変わらず彫刻のモチーフは裸婦像が多い。以前から不思議だったのだが、何故彫刻には裸婦像が多いのだろうか?以前から平方さんはそれが不思議で仕方が無かったのだが、彫刻で裸婦像を造るという事は、当然モデルがいる訳で、造り手の周囲には芸術のために脱いでくれる女性 (或いは男性。しかし、男性をモチーフにした作品は圧倒的に少数で、体つきは大人なのに、ある身体の部分だけが子供のままであるところは変にリアルである)がいるのだろうか?
いや、ダメだダメだ。こんなエロの目で見ては。これでは中2の発想同じではないか!!忘れたのか?高校生の頃、写真部だった時、誰かに写真をやっていると言う話をした時、十中八九の割合で「ねぇねぇ、ヌード?ヌード撮ってんの?」って言われて厭な思いをしたではないか!!そして、それがあまりにしつこいものだから、いい加減頭に来て、

『そんなにヌードヌードって言うなら、てめぇの服を今すぐ引っ剥がしてお前の子供みたいな♪♪♪を激写してやろうか!!』

などと毒づいたことがあったじゃないか!!ダメだダメだ!!そう言う訳で閉館後、真夜中にこの彫刻たちがムクっと動き出し、車座になって今日来た客についてあれこれ話をしたり、特にこの時期は服が無いと寒くて寒くて仕方が無いという愚痴をこぼしていると妄想してみることにする。
いや、ダメだダメだ!!完全にアブない人だ。

18時を回り、東京ミッドタウンの浅野屋で『フルーツライ』と『軽井沢レザン』を購入してから美術館を出て六本木ヒルズのTOHOシネマズで『椿三十郎』を観る。
数あるTOHOシネマズの中でもフラッグシップ的な場所である六本木ヒルズであるが、人がいっぱいいるせいもあり、やはり他の場所にあるTOHOシネマズの方がスペース的にゆったり作られているような感じがした。

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