人生はゴムの様に細くて長い


どういう訳か急に浜松に行くことになり、東海道新幹線に飛び乗り浜松へ。12時06分、東京駅を出発したひかり411号の車内でPSPで音楽を聴きながら本を読む。その本の中に『一見ネガティヴな連想をしがちなことも、別の見方をすれば良いきっかけでもある』という記述があり、妙に感心する。例えば会社を解雇されたとして、普通だったら明日からどうしようとか、自分を否定されたかのような気持ちになったりするものだろうが、逆に言えば自分で仕事をする機会に恵まれたとも考えられる。或いは、相手に自分のことをなじられたとして、普通だったらしょんぼりしたり、酷い時にはU2になったりするかも知れない。しかしそれも逆の言い方をすればなじる方もある意味正直な人間であるのかも知れないし、相手に対して他人の痛みを知らない可哀想な人として憐れみの眼差しを向けることも出来るのだ(つまり、上からの目線で相手を見る事が出来る)。ということなのだろう。
また、『間違った決断は決断を遅らせることに勝る』というくだりもあり、頭の中で色々考えて決断を遅らせ、みすみすチャンスを逃してしまうより、失敗してもいいからまず行動を起こし、失敗をした段階で別の方法を考えたら良いということなのだろう。失敗したら失敗したで、少なくともその方法ではうまくいかないということを『発見』出来るのだから。『馬鹿の考え休むに似たり』とは言ったものだ。
用事は意外と早く終わり、強い雨が降る中、駅近くの『八百徳』といううなぎ屋でうな重を食す。鰻という選択はベタではあるが、味は悪くない。まぁ、仮に、あくまで仮にの話であるが、もしこの鰻が中国産だったら笑っちゃうよな。大丈夫だろうが。因みに今迄で一番酷かったうな重はカイロ・ラムセス・ヒルトンの中にある日本料理店で食べたゴムみたいな鰻である。あの時は本当にゆーとぴあみたいだったからなぁ…。