今日は一日部屋の掃除。窓を開けて空気を入れ替え、雑巾がけをし、エアコンのフィルターを洗い、窓を拭く。そんなことをしていると、黒いにゃんこでおなじみのお兄さんが小さな荷物を持って来た。
差出人は友人の名前がある。中を開けると写真のような人形が出てくる。あっ、これどっかで見たことがある。某テレビ番組で紹介され、ついには深夜の同局の通販でも紹介されるようになったアレだな。どうやら奴はサイパンに行ったらしく、その土産として送りつけたらしい。しかしまた、何故これなのか?平方さんのことがあまりに薄幸にみえたのだろうか…?
中に添付していた英文の説明書には以下の文章が書いてあった。
My name is Bo Jo Bo. I came from San Roque, a little village in Saipan, Mariana Islands. I've been around a long time hiding in the woods and peeping out from the Bo Jo Bo Vines. I am loveable, rich and strong. If you need some of my strength, love or money you can have all I've got but you need to fold my arms for strength, cross my legs for love and if you need money, tie my hands behind my back. Then all you need to do is hang me up where you can see me and have faith.
Remember my love comes from the seeds of my eyes, my wealth from the coconut fiber of my arms and legs and my strength from my Bo Jo Bo Nuts.
どうやら『強さ』が欲しい場合は人形の腕を強く組ませ、『愛』が欲しい場合は足を組ませ、『金』が欲しい場合は手を後ろに回して結び付け、目に付くところに掛けておけば良いらしい。
平方さんは人形の足を組ませ、手を後ろで交わし、台所のフックに掛けた。『愛』と『金』の両方を追うとは我ながらいやらしさがプンプンするが、現実的には今の平方さんにはどちらも不足気味でございますので。えぇえぇえぇえぇ…。詭弁ですよ。
思い出した。偶然にも父親が今サイパンに行っており、今頃はゴルフでもしているか、デューティフリーで『ロヂャース price please』などという意味不明の値切り交渉でもしているのだろう。実家に行ったときまさか同じ人形を買って来てはいないだろうな…。